レビトラは医薬品のため、当然副作用も生じます。
この記事では、レビトラの主な副作用の他、注意すべき副作用と副作用が出やすい人の特徴を解説しています。
- レビトラの主な副作用
- 注意すべき重い副作用
- 副作用が出やすい人の特徴
レビトラの副作用を知ってから、服用しましょう。
レビトラの主な副作用は頭痛やほてり!起こる確率は2.5%程度

レビトラの主な副作用は、頭痛やほてりです。起こる確率は2.5%程度だといわれています。

レビトラで血流が改善することにより、生理的な反応として起こるのが頭痛やほてりです。レビトラの主成分のバルデナフィルは、陰茎の血管を拡張してを広げる作用があります。体の中で陰茎以外の血管を拡張させてしまうために、これらの症状を引き起こすことがあります。
国内で実施された臨床試験で、レビトラを投与された例913例中257例(28.15%)に副作用が認められている。頻度はそれぞれ、ほてりが143例(15.66%)、頭痛が51例(5.59%)
使用成績調査では、3,118例中78例(2.5%)では、ほてりが39件(1.25%)、頭痛14件(0.45%)とされている
使用成績調査とは、薬が販売されたあとに行われる調査のことです。
臨床試験と使用成績調査では、数値が異なることが示されています。この割合を見てみると、レビトラの副作用はかなり低いことが分かります。

こんな症状に注意!ごくまれに重い副作用が起こることも!

ごくまれにですが、重い副作用でめまい、呼吸困難、意識障害、血圧低下などの症状が起こることがあります。

アナフィラキシーショックとは、アレルギーの原因物質が体内に入り、単独の臓器だけではなく、複数の臓器に強い症状が現れることです。
循環器や呼吸器など、全身に自覚症状や他覚症状が現れます。アナフィラキシーショックに陥ると、命にかかわる危険な状態に至ることもあるので注意が必要です。

外国では、その他の副作用で一過性の背部痛や筋肉痛、視覚異常が認められています。
レビトラの副作用の出現率は低いといわれているものの、まれにこうした重い副作用が起こります。
一般的には、頭痛やほてり、鼻づまりが起こりやすい副作用となっています。しかし、人によってはレビトラに含まれている成分が原因でアナフィラキシーが起こる可能性があります。

レビトラの副作用が出やすい人の特徴、高血圧・高齢者は注意

レビトラは、人によっては副作用が起こりやすいので注意しましょう。
特に、高血圧や高齢者の安易な服用は避けるようにする充分な注意が必要になります。
陰茎の構造上欠陥がある人は、勃起や性行為に痛みを伴う可能性があるので、服用する際は気を付けましょう。
レビトラとマクロライド系抗生物質(エリスロマイシンなど)は、併用が注意な飲み合わせです。

出血性疾患のほか消化性潰瘍のある人がレビトラを使った場合の安全性は確立していないとされています。出血性疾患でニトロプルシドナトリウム(NO供与剤)が用いられた場合に、血小板凝集抑制作用が増強することが判明しているからです。
重い高血圧(最大血圧が170mmHg以上または最小血圧が100mmHg以上)の人もレビトラは服用できません。

その他、肝機能障害がある人は、服用するに当たっては注意が必要だとされているため、医師への相談が必要です。